公共的空間での餌付けはルールで縛るべきであり、不特定多数の人が餌付けする状況は解消されるべきと当ブログでは主張してきました。
(再掲・加筆)おすすめしません野生動物への餌付け・そして次に来るもの……… - エゾリスの会非公式ブログ(仮)
ブログには様々な点を指摘していますが、本日はこれらの中から「餌付け」がいかに想像力が無く、自分勝手な行為であるか示すものを見つけましたので紹介します。
今年の6月15日緑ヶ丘公園の駐車場に入る誘導路でエゾリスが交通事故で死にました。
画像の手前の道路に血がついています。
エゾリスはもともと、駐車場で轢かれるような間抜けではありません。
ところが、2015年以来、公園内の時速30キロも出せない場所での事故が3件発生しました。そのうち1件は時速10キロも出ていなかったのではないかと思われます。
この画像の右上あたりに写っている木の下に、今日たくさんのカボチャの種がまいてあり、それにエゾリスが来ていました。
奥に事故現場が見えますね。
「ここで餌をまけばリスが轢かれるかも知れない」
「リスが増えたら交通事故も増えるだろう」
そんな想像力が持てないのでしょうか?持てないのです。
それは、餌付けに目がくらんでいるからです。
欲望と快感に囚われているからです。
自分たちの行うことに責任が伴うとは思っていないでしょう。
公共の場、自然、野生動物、自分の勝手にするものだと思っているのでしょう。
彼らがエゾリスのなにを知っているのでしょう?自分に都合のいいことだけ知っているのです。
見えないことに、都合の悪いことには関心が無いのです。
そんな人たちに野生動物の行動を委ねていいと思いますか?そんな資格、ありますか?
餌付けはやめるべき、やめさせるべきです。